通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

華氏温度目盛
辞書:科学用語の基礎知識 科学編 (NSCI)
読み:かし-おんどめもり
外語:degree Fahrenheit
品詞:名詞

温度目盛の単位の一つ。ファーレンファイト温度目盛、ファーレンファイト度。単位記号ぱF。

目次
概要

ヤードポンド法における温度目盛である。ヤードポンド法が現役のアメリカでは今も使われるが、その他の国では殆ど使われていない。

現在では、水の融点を32度(32゚F)、沸点を212度(212゚F)として、その間を180等分したものとして使われている。

華氏温度目盛Fから摂氏温度目盛Cへの換算は、C=5/9×(F−32)で表わされる。

特徴
名称

この名前はこれを発明したドイツの物理学者ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイト(Daniel Gabriel Fahrenheit)に因む。

彼の名を中文で表わした「華倫海特」(台湾正体)・「〓倫海特」(簡体字)の頭文字「華」に敬称の「氏」を付けたものである。

由来

この温度目盛の由来については、様々な説がある。

良く知られる説の一つは、彼自身が測ることができた最も低い温度(室外の温度)を0度とし、そして彼自身の体温を100度とした。結果、水の融点は32度、沸点は212度となった。

また、当時作成されたアルコール温度計につけた目盛から始まったともされ、彼自身が作り出せる最低温度と考えた食塩の複合物の温度を0度、氷点を32度、人の体温を96度とした、ともされる。

リンク
用語の所属
温度目盛
ヤードポンド法
関連する用語
蘭氏温度目盛
摂氏温度目盛
列氏温度目盛

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic