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量子化ノイズ
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI)
読み:りょうしか-ノイズ
外語:quantizing noise
品詞:名詞

アナログからディジタルへ変換(これを量子化という)する際、その分解能(アナログをディジタルのレベル値に分割するための性能)のために、完全にディジタル化出来ずに生じたノイズ成分のこと。

ある程度以上の入力レベルであれば、量子化ノイズはフラットなスペクトラムとなるが、LSB近くの信号だけになると、それはむしろ歪みという方が適切なものとなる。そのため、量子化歪みと呼ばれることもある。

これは量子化ビット数が多い(分解能が高い)ほど少なくなる。ディジタルオーディオでは、これらを改善する手法を用いているため、帯域内のS/N比をより高くすることが出来る。

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所属する分野
量子
量子化
A-D
関連する用語
アナログ (波)
ディジタル
量子化ビット数
S/N比
ADコンバーター
ノイズ・シェイピング

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