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XTE J1118+480
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体名編 (USTLN)
読み:エックスティーイー-ジェイ-いちいちいちはち-プラスよんはちゼロ
外語:XTE J1118+480
品詞:固有名詞

おおぐま座にあるX線星。2000(平成12)年3月29日にX線天文衛星Rossi X-ray Timing Explorer(RXTE)で発見された。変光星名はKV UMa(おおぐま座KV)。

この天体はブラックホール連星であると考えられていて、太陽似の恒星の軌道上に伴星として存在すると考えられている。

この天体は銀河系の銀河ハローにあり、銀河系内にある他の多くのX線新星が銀河面に集中することを考えると特異な特徴である。

位置は2000年分点で赤経11h 18m 10.80s、赤緯+48°02′12.30″。距離は約5000光年。2000(平成12)年4月頃の発表では、可視光でも12.5〜13.0等で観測可能とされている。

望遠鏡での観測では、至近にGSC 3451-1612(2000年分点での位置は11h 18m 40.7s、+48°03′26″)という11等星がある。

リンク
関連するリンク
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Xray/xtej1118.html
Chandra Photo Album
天体の所属
おおぐま座
天体の特徴
ブラックホール
関連する用語
太陽
銀河ハロー
X線

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