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ジャーナリングファイルシステム
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・論理編 (TTDISKL)
読み:ジャーナリングファイルシステム
外語:Journaling File System
品詞:名詞

ファイルの変更をトランザクションとして管理する機能が追加されたファイルシステム(ディスク管理方法)のこと。

目次
概要

ファイルシステムのうち、ファイルに対するオペレーションを行なう際、実際のデータ領域に対して行なう前に操作の内容をジャーナルと呼ばれるログとして書き出しておき、その記録が完了してから、ジャーナルログを再生していくことで実際のデータを更新、さらにジャーナルログを破棄するという手順を取ることで、データの一貫性を保つものをいう。

もしジャーナルログの記録が終了する前にシステムが異常終了した場合、ジャーナル自体が不完全なので実データは手付かずであり、一貫性が保たれる。ジャーナルログの再生中に異常終了した場合、再起動時には未完了のジャーナルログの再生を継続するか、記録済みのジャーナルログの操作を元に戻す操作を行なうことによって一貫性が保たれる。

特徴
主要ファイルシステム

次のようなファイルシステムが存在する(順不同)。

その他

ジャーナリングファイルシステムではないが、他の手法にて同様の機能を提供するものに、次のようなファイルシステムがある。

リンク
用語の所属
ファイルシステム
関連するシステム
トランザクション
ファイル

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