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BCC
辞書:電算用語の基礎知識 ソフト用語編 (PYSOFT)
読み:ビースィースィー
外語:BCD: Binary Coded Centesimal
品詞:名詞

電子計算機における数値の表現方法の一つ。「2進化100進数」。

目次
概要

10進数の3桁を、2進数の8桁(16進数2桁)に対応させて値を格納する。

特徴
方法

値について、まず100の剰余を求め、その剰余を16進数2桁(1オクテット)とする。

が0でない場合は、さらに同様に計算をし結果の桁数を増やし、商が0になるまでこれを続ける。

つまり、次のようになる。

初出

この符号化の初出は定かではない。詳細は不明ながら、IBM 1401でこの数値フォーマットが使用できたようである。

IBM 1401はBCDも利用できたが、このBCDは0を10(=1010)として表わす独自の仕様があったとされる。このことから、BCCも同様に特殊なルールがあったものと予想される。

使途

この符号化により得られるメリットは不明である。

しかし現在でもSuicaほか交通系ICカードにおいて一部の情報の符号化で採用されており、現役で利用されている。

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