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BMS |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機OS機能編 (TCOS) |
読み:ビーエムエス-イーエムエス |
外語:BMS: Bank Memory System |
品詞:名詞 |
MS-DOS上で、640Kiバイト以上のメモリーを使用するための規格の一つ。
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概要 |
コンベンショナルメモリーのうちの512Kiバイト〜640Kiバイトのメモリー領域を適宜切り替えて使用するというもの。
当時は、NEC PC-9800シリーズで使われていた。
特徴 |
この規格が考えられた当時はメモリーが高価だった上にメモリーを拡張しなければならないほど巨大なアプリケーションは少なかった。しかも、きちんとしたBMS規格が定まらないままEMSやXMSといった新しい規格が登場したため、広く普及することはなかった。
BMSという名称は、EMSやXMSの登場後につけられたもので、現役当時は単に「バンクメモリー」などと呼ばれていた。
これはアイ・オー・データ機器により提案・規格化されたが、その責任を取ってか、完全に時代遅れと化していたこの規格を、NEC PC-9801用としては最新のメモリー関連製品でも律義にサポートしていた点にはただただ涙であった。
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