DDE |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機内部固件編 (TCAPI) |
読み:ディーディーイー |
外語:DDE: Dynamic Data Exchange |
品詞:名詞 |
Microsoft Windowsでサポートされるアプリケーション間通信プロトコルの一つ。
共有メモリーを使い、一種類のデータを交換することができる(OLEのように複数の形式をやり取りすることはできない)。DDEでは、アプリケーション名、トピック名、アイテム名の3つのパラメーターを利用して通信が行なわれる。
DDEはメッセージベースのプロトコルだが、Win32以降はオリジナルのDDEと完全互換のDDEML(Dynamic Data Exchange Management Library)というインターフェイスも用意されている。DDEMLはDDEトランザクションを容易に実装できるようにするためのAPI群を提供する。
例えば、アプリケーションの関連付けには [DDE を使う] というオプションがある。これを正しく設定すると、エクスプローラーでドキュメントファイルをダブルクリックした場合、関連付けられたアプリケーションが既に起動中であれば(つまりDDEサーバーアプリケーションが起動していれば)DDE通信が行なわれ、開こうとしているドキュメントの情報(一般にファイル名)が通知される。これにより、実行中のプロセスを利用してドキュメントを開くことができる。もちろん、アプリケーション側がDDEに対応している必要がある。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |