Microsoftが提供するアンチウイルスソフトウェア。
2009(平成21)年から提供開始された、Microsoft公式のアンチウイルスソフトウェアである。
主な特徴は次の通り。
- Microsoft製で一定の信頼性
- 無料
- 速い(動作が軽い)
- ウイルス等の認識性能は、実用充分
従来、アンチウイルスソフトウェアは様々な製品が販売されていた。
しかし、有償のソフトウェアを購入してまで使いたくないという人が多く、そういった意識の低いユーザーのコンピューターを踏み台としてコンピューターウイルスの蔓延を招くこともあった。
そういった問題の矛先が、なぜかMicrosoftに向かったりもした。
業を煮やしたMicrosoftは、2005(平成17)年からWindows Updateを介して「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の提供を始めたが、より積極的なウイルス対策として2009(平成21)年からMicrosoft Security Essentialsの提供を開始した。
Windows 8からは、Microsoft Security Essentialsの機能を、従来はマルウェア対策ソフトだったWindows Defenderへと統合された。
このためWindows 8では、Microsoft Security Essentials相当の機能が標準搭載されている。
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アンチウイルスソフトウェア