Windows Server 2012から搭載された、NTFSの後継となるファイルシステム。
Windows NTで導入されたNTFSは約20年前の技術となり、近年の新しいファイルシステムに見られるような機能を持っていない。そこで、ファイルシステムの世代としては最新世代並のものを導入することにした。
世代的にはZFSやBtrfsの世代となり、設計は異なるだろうがZFSなどから必要機能を抜き出したような機能を持っているようである。
次のような、モダンなファイルシステムの機能が追加される。
- メタデータのチェックサム
- コピーオンライト
- B+ Treeアルゴリズム
- 自動スクラブによるbit rot検出
- ファイルシステム破損時のオンラインサルベージ
対して、NTFSの幾つかの機能はReFSではサポートされない。
Windows Server 2012のReFSの制限等は、以下の通り。
- APIはNTFS互換で設計されているが、レガシーな機能などは対応しない
- データボリューム専用で、OSの起動はできない
- Windows Server 2012に搭載されているが、クライアントOSであるWindows 8には搭載されていない
起動については、次のバージョンから対応する予定となっている。
用語の所属

ファイルシステム
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NTFS