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jar
辞書:電算用語の基礎知識 ファイル形式編 (PFFMT)
読み:ジャー
外語:jar: Java ARchive
品詞:名詞

Javaで用いる、コンパイルされた複数のJavaバイトコードに、更に画像など各種のリソースをまとめて一つのzipファイルとしたもの。

目次
概要

jarのフォーマットは、汎用性の高いZIPコンテナーである。JDKにjar形式を扱うコマンドが附属している他、伸張するだけなら一般的なzip伸張ツールも使用可能。

この中に、Java用の実行形式であるclassや、画像など各種のリソースなどが含まれており、このファイル一つに、アプリケーションの実行に必要な殆どの情報を含むことができる。このファイルには、拡張子として「.jar」が使われることから、そのままjarと呼ばれるようになった。

MIMEタイプ名は「application/java-archive」である。

特徴

多数のファイルが必要なJavaで、それらが散在しないようにするための配慮に加え、圧縮されているので通信帯域を浪費しないという利点がある。

また、WebブラウザーJavaアプレットダウンロードする際、HTTPでは複数のコードや画像などのリソースを送るためには1ファイルごとにコネクションを開く必要があり効率が悪い。そのため一度のコネクションでダウンロードが行なえ、かつ圧縮をサポートした形式としてjarが導入された。

リンク
関連する用語
Java
JDK
リソース
ZIP (総称)
Javaアプレット

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