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rdesktop
辞書:電算用語の基礎知識 ネットアプリ編 (PNAPLNU)
読み:アー-デスクトップ
外語:rdesktop: Remote Desktop
品詞:商品名

オープンソースソフトウェアによる、RDPの実装の一つ。

目次
概要

X Window Systemが動作するUNIX環境(FreeBSDLinuxなど)から、Windowsマシンに接続することができる。

Windowsの画面が、UNIX側で一つのウィンドウとして表示される。

UNIXマシンとWindowsマシンを併用する業務の場面、例えばデスクトップのUNIXからWindowsノートPCに接続するような用途が多いようである。

特徴
利用まで

FreeBSDであれば、portsがある。

http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/rdesktop/からtarballをダウンロードし、/usr/ports/net/rdesktop などに展開してから、make installすればよい。

Windowsの設定

Windows XPであれば、マイ コンピュータのプロパティ画面の「リモート」タブにある、リモートデスクトップ「このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する(C)」にチェックを入れてOKするだけで設定は完了する。

再起動等は必要ない。

接続

接続するWindowsマシンのIPアドレスが192.0.2.1だとすると、X Windows Systemで端末を開き、次のようにする。

> rdesktop -k ja 192.0.2.1

rdesktopのウィンドウが開き、Windowsのログイン画面が現われる。

画面の広さについては、接続するWindowsマシンの仕様に合わせる必要はなく、任意に選択できる。-g オプションを使う。

> rdesktop -k ja -g 1280x960 192.0.2.1

横と縦の解像度を小文字xで区切って記述すればよい。「777x777」のような、通常ありえない解像度でも自由に設定できる。縦長画面でも、1x1のような実用にならない画面でも動作する。

リンク
関連する用語
RDP

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