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メッセージキュー |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術応用編 (CTAPL) |
読み:メッセージキュー |
外語:message queue |
品詞:名詞 |
IPCで用意されるプロセス間通信用の機能の一つで、固有のメモリー領域をキュー(FIFO型の待ち行列)として複数のプロセスで利用可能にするもの。
連続した複数メッセージを順次処理するのに向いている。
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特徴 |
OSに対し一意のキーを指定してメッセージキューの獲得要求を行なうと、指定したキーに対応するメッセージキューのIDが取得され、これを指定して送受信することで複数のプロセスから同一のキューにアクセスできる。
キューはFIFO型のデータ構造であるため、これに対して送信されたデータは原則として送信順に受信可能となるが、メッセージにはタイプおよびグループの設定が可能で、これを指定することで特定のタイプまたは特定のタイプおよびグループの最初のメッセージを選択して受信することもできる。
技術 |
キュー自体は共有メモリー上にリンクド・リスト構造で格納された一定の形式のデータとして実装されており、このデータには送受信データの他にアドレスやタイプ、サイズ、次のデータへのリンクポインターなどが格納されている。
リンク |
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