発呼者に回線交換作業が終了し、被呼者を呼び出し中であることを知らせるための音。「呼び出し音」ともいう。業界では略称「RBT」と表記することが多い。
日本ではダイアルトーンと同じ400Hzの正弦波を16Hzで振幅変調し、1秒間ON、2秒間OFFの断続音としている。
アメリカでは440Hzと480Hzの和音で、通常は2秒間ON、4秒間OFFの断続音、PBX時は1秒間ON、3秒間OFFの断続音である。
現在の日本において、この音を発信しているのは被呼側(着信側)の交換機であり、それが電話回線の通話路網経由で聞こえて来る。これは共通線信号方式によるもので、この仕組みについては次に述べる。
- まず発信者Aが着信者Bに対しダイアルすると、発信側の加入者線交換機が電話番号を受信する。
- 次にこの交換機は信号網に発信者Aと着信者Bを繋ぐように信号を出す。この信号には着信者と発信者の電話番号ほか幾つかの情報が含まれる。
- この信号が中継交換機を経由し着信側交換機に達し、着信側交換機が着信可能(話し中ではない)と判断すると、通話路網(通話バス)が確保されて、着信者Bの電話の着信音を鳴らすとともに、その音は通話路網(通話バス)を経由して発信者にも伝えられる。
この仕組みから、リングバックトーンは着信側交換機が発することになるのである。
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