実質0円 |
辞書:通信用語の基礎知識 電話情報編 (WTELI) |
読み:じっしつ-ぜろえん |
品詞:名詞 |
分割払いの異称。詐欺。「実質無料」などとも。
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概要 |
2年間などの長期契約を条件に、端末を無料にするという料金設定。
実際の端末料金は基本料などから支払われ、途中解約は違約金が発生する。
どう見ても分割払いだが、ソフトバンクモバイルがこの語を使い始めた。NTTドコモやauは当初、この詐欺のような呼称を使うのにためらいがあったようだが、やがて使うようになってしまった。
特徴 |
支払い |
簡単には、毎月の通話・通信料金から、2年間などの期間を掛けて少しずつ「割り引く」というサービスである。
「割賦」つまりローンで購入した端末代金の支払いを、毎月の支払いから少しずつ充当するというものであり、決められた期間以上利用すると割賦の支払いが終わるため解約しても違約金が生じない、という契約になる。
言い換えると、ローン代込みで毎月の利用料金を契約するが、決められた期間以上利用しても料金は変わらないため損をする、ということである。
現状 |
日本の携帯3社は現在、「SIMロック」と「実質0円」の手法で利用者を長期間囲い込む戦略を取っている。
しかしGoogleもAppleも、共に公式にSIMロックフリーの端末を販売している。もちろん端末は本来の価格での販売になるので高いが、契約数の動向によっては今後、戦略の見直しが発生する可能性はある。
リンク |
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