漫画村 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信団体編 (CYORG) |
読み:まんがむら |
品詞:名詞 |
かつて存在した海賊版まんがビューアサイトの一つ。
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概要 |
2016(平成28)年頃より、登録不要、完全無料を謳うまんがビューアサイトとして開設された。
「作者が漫画村を宣伝してくれた」などとまんが作者らを煽り続け、2018(平成30)年3月には有料プランを発表するなどした。
これに対し、日本国政府も当該サイトへの接続ブロッキングを発表。その後漫画村は接続が不安定となり、ブロッキングとは無関係に2018(平成30)年4月17日に接続ができなくなった。
特徴 |
法律 |
漫画村運営は「漫画村は国交のない・著作権が保護されない国で運営されている」ため、見るのもアップロードするのも合法、と主張していた。
2017(平成29)年には複数の出版社が著作権を侵害されたとして刑事告訴した。
2018(平成30)年5月14日に、福岡県警察が著作権法違反容疑で捜査を開始したと発表、多くのメディアで報道された。注目度の高さが伺える。
収入源 |
設置された広告と、仮想通貨のマイニングのスクリプトを動かすことが収入源となっていた。
まんが作品自体は海賊版であり原価は掛からないため、完全にボロ儲けのようである。
テコンダー朴 |
テコンダー朴(<THAE><KWEON><TEO> <PAK>)は、白正男 原作、山戸大輔 作画による日本のまんが作品である。
格闘技を通じ、主人公 朴 星日(パク スンイル)の大活躍が描かれる活劇で、さらに韓国・朝鮮=善、日本=悪という内容を徹底した、いわゆる反日作品である。当然ながら親日国にも容赦なく、親日のタイを「後進国」呼ばわりするなどしており、ディスられたタイ人が地味に可哀想である。という、そんな内容のまんが作品。
そんな作品はTwitterなどで大好評を博し、当然ながら漫画村にもアップロードされるが、なぜか管理人によって削除されたと言われている。このため漫画村ではテコンダー朴を読むことはできなかったようである。ここから、漫画村の運営母体が北朝鮮系ではないかと疑われている。
テコンダー朴のファン曰く「漫画村にもお断りされるとか草」とのことである。
漫画村の代わり |
漫画村は閉鎖した。そこで、漫画村に代わる、価値ある作品が読めるサイトを紹介する。
米ライス大学が開設した、大学レベルの教科書を無料で読むことができるサービスである。
全て査読済みの内容であり、内容も保証されている。
Googleによる論文検索エンジン。英語のみならず日本語論文も検索できる。
著作権が消滅した名作や、作者自ら無償提供した作品などを無料で読むことができるインターネット図書館である。
文豪 宮沢賢治の、今となっては様々な妨害で目に付きづらくなった童話「ツェねずみ」なども読むことができる。
オープンソースのプログラムであれば、そのソースを好きなだけ無料で読むことができ、更に自ら改良して公開することもできる。
有名まんが家の赤松健が代表となって設立した、完全無料で合法のまんがビューアーサイト。
広告が収入源で、得られた広告収入は作家に100%還元というコンセプトである。
作家もまんがを読みたい人もWin-Winで、使わない理由が全くない。名作も多数あり、絵柄のかわいいものからR-18なものまでよりどりみどり。例えば、がぁさん作「だいらんど」など。
リンク |
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