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A3H
辞書:通信用語の基礎知識 無線・アマチュア編 (WAHAM)
読み:エイさんエイチ
外語:A3H
品詞:名詞

古い電波の型式の一つ。「振幅変調(AM)単側波帯(全搬送波)(SSB)の電話(音響の放送を含む)」を意味していた。

概要

平衡変調。搬送波のあるSSB。

搬送波があるため、A3E(A3: 両側波帯全搬送波)と同じ検波回路で復調できる。しかしA3Eと違ってSSBでは側波帯が片方しかないため、BFO(キャリア)と側波帯の合成信号には位相変化があり、復調時に歪みが発生する。そのためSSBは音が悪いといわれる。

この型式の表現は古い電波法施行規則によるものである。現行の電波の型式で表現すれば「H3E」となる。

アマチュア無線局に関してはその後も旧形式が併用されていたが、2004(平成16)年1月13日より現行形式の表示が使われるようになった。

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用語の所属
電波の型式
関連する用語
SSB
A3
A3E
BFO
H3E

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