通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

EAS
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術応用編 (CTAPL)
読み:イーエイエス
外語:EAS: Emergency Alert System
品詞:名詞

米国の緊急警報システム。日本の「緊急警報放送」のアメリカ版といえる。

目次
概要

EBS(Emergency Broadcast System)の後継として、ディジタル化され導入された。

国家有事だけでなく、異常気象や児童誘拐事件なども警報の対象となっている。

特徴
日本との差

日本の「緊急警報放送」に相当する。日本にはもう一つ、緊急警報放送と名前のよく似た「緊急地震速報」があるが、それとは全く異なるものである。

日本の緊急警報放送は受信機を自動的に起動させるが、アメリカのEASは強制起動ではなく、現在受信可能な端末宛のブロードキャストシステムとなっている。

事件

2013(平成25)年2月12日、モンタナ州グレートフォールズのテレビ局のシステムがクラッカーに侵入され、イタズラで「ゾンビ襲来」の緊急警報を流されるという事件(珍事)が発生してアメリカをパニックに陥れた。

なお、日本でゾンビと言っても真に受ける人は少なそうだが、アメリカの場合、土葬が一般的な国ということがあり、「ゾンビ襲来」は「可能性のある現実的な脅威」として、常日頃から備えをしていることであるらしい。

リンク
関連する用語
緊急地震速報

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic