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JUNET
辞書:通信用語の基礎知識 通信団体編 (CYORG)
読み:ジェイユーネット
外語:JUNET: Japan University Network
品詞:団体組織名

かつて存在した、日本の大学などを結んだ研究用ネットワーク。

目次
概要

村井純が中心となって 1984(昭和59)年に東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学を結んで作られた大学間のネットワークであり、これが日本のインターネットの雛形となった。

実際のコンピューター同士は電話回線を使いUUCPで接続されていた。やがて利用者が増え専用線環境が必要になる1988(昭和63)年にWIDEプロジェクトが発足し、その後こちらへ世代交代することになる。そして、JUNETは1994(平成6)年に解散した。

特徴
名称

JUNETは当初Japan University Networkのことであった。

大学以外の機関が接続された時点でJapan UNIX Networkとなり、UNIX以外のOSが接続されたところでJapan U[a-z]* Networkとなったとされている。

JUNETコード

JUNETコードは、日本語文字の符号化方法の一つで、現在はISO-2022-JPなどと呼ばれる符号化方法の元となった。

JUNETは日本のネットワークである。このため日本語を含む電子メールネットニューズのやり取りの需要があり、このためにこの方式が作られ、使われるようになった。

リンク
用語の所属
ネットワーク
関連する用語
IETF
WIDEプロジェクト
JUNETコード

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