通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

MTU
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN)
読み:エムティーユー
外語:MTU: Maximum Transmission Unit
品詞:名詞

最大転送単位。あるネットワークにおいて、一つのフレームで運べるデータの最大量。

目次
サイズ
最大値

代表的なプロトコルでの最大値は、次のようになっている。

最小値

MTUには最小値もある。プロトコルごとに、少なくともこのサイズに対応するよう実装することが求められる。

概要

IPv6では最初のネゴシエーションの際に経路上で最小のMTUをその通信のMTUとして採用する。IPv6/EthernetならEthernetの影響により1500オクテット以下である。

もし送りたいデータがMTUより大きければ、データを分割し複数のフレームにして通信しなければならない。

例えば、FDDI(MTU=4352オクテット)からEthernet(MTU=1500オクテット)へデータを転送する場合は、FDDIの1フレームよりEthernetの1フレームの方が小さい。このような場合、プロトコル変換の際にフラグメント、つまりデータの再分割を行なう。

リンク
関連する技術
MRU
RWIN
ジャイアントパケット
関連する用語
断片化
フレーム (データ)

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic