言語名を識別するためのタグを規定するRFCの一つ。現在は後継のRFCに破棄されている。
- 題名
- Tags for the Identification of Languages
- 言語識別のためのタグ
- 発行日: 1995(平成7)年3月
- 著者: Harald Tveit Alvestrand/ノルウェーUNINETT
- プロトコル: 提案標準プロトコル(PROPOSED STANDARD)
- カテゴリー: Standards Track
- 関係
一般的な書式は二名式で、最初の名前を一次言語タグ(primary language tag)、二つ目の名前を第一副タグ(first subtag)と呼び、ハイフン記号で区切る。
第一副タグは省略可能で、この場合は先行するハイフンも省略する。
一次言語タグはISO 639で規定される2文字の言語コードにより言語を指定する。
または、IANAによる規定を表わす「i」、実装者依存で私的利用のための「x」、あるいは後継の仕様で規定されるであろうその他の名称のいずれかを選択する。
第一副タグは、先行する一次言語タグごとに、それぞれのものを用いる。
一次言語タグがISO 639の場合、ISO 3166で規定される2文字の国名コードか、または3〜8文字のIANAによって登録されたコードを用いる。
一次言語タグが「i」の場合もIANAが登録したコードを用いる。
一次言語タグが「x」の場合はIANAは関与せず、任意に実装できるが、閉じた実装でしか利用できない。
例えば英国英語なら「en-gb」、米国英語なら「en-us」のように区別したり、ロンドンで録音した音声ならロンドン訛り英語として「en-cockney」などが規定される。
関連するリンク
RFC 1766
ISO-639
ISO-3166
所属する技術

RFC
関連する技術

RFC 3066

RFC 3282