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SRVCC
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT)
読み:エスアーヴィースィースィー
外語:SRVCC: Single Radio Voice Call Continuity
品詞:名詞

LTEネットワークからW-CDMAネットワークへのシームレスな音声通信ハンドオーバー技術。「単一無線音声通信継続」。

目次
概要

LTEによるVoIP方式の音声通話(VoLTE)から回線交換方式の音声通話に音声通信を継承する技術。

将来、VoLTEが増えることが想定されているが、利用者がLTEサービス圏内から離れてもW-CDMAネットワークに自動的に切り換えることで音声通話が継続できるようにする3GPP規格である。

特徴

LTEを用いたVoIP方式による音声通話が増加することは想定されているものの、LTEは3Gよりも利用可能な範囲が狭い。そのため、3Gの感覚でVoIPを利用していると、LTE圏外に移動した際に通話が切れてしまうという問題が生じてしまう。

いかなる方法であれ、ひとたび繋いだ音声通話を維持し続けることが電話会社の責務であるとするならば、たとえ信頼性の低いVoIP方式であれども、それを切ってしまうのはサービスの低下である。

そこで、LTE網から既存の3Gによる回線交換(CS: Circuit Switched)へとシームレスにハンドオーバーできるようにし、途切れることなく通話が継続できるようにする技術をSRVCCという。

また、同様にしてテレビ電話サービスをシームレスに提供するための機能としてvSRVCCがある。

リンク
用語の所属
LTE (携帯電話)
関連する用語
Voice over LTE
eSRVCC
vSRVCC
CSFB

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