戦車

読み:せんしゃ
外語:tank 英語
品詞:名詞

高度な防御力・攻撃力・衝撃行動力を兼ね備えた戦闘車輌の事。よく装甲車や自走砲などと混同されるが、装甲車や自走砲は上の三点のうちのいずれかが欠けているので、外見が似ていても決して戦車ではない。英語表記の "tank" とはその初陣直前、ドイツ軍に存在をばれないようにするために輸送時に戦車を覆っていた容器のことを「ロシア向け水タンク」としており、それがそのまま通称となった。

戦車は第一次世界大戦の途中に膠着した塹壕線を打開する新兵器として連合軍によって開発され、その最初となるイギリス海軍の戦車はソンム戦で活躍した。この様に第一次世界大戦時の戦車は歩兵支援任務に主眼が置かれていたが、第一次世界大戦後、能力が向上すると、各国の先進的な軍人(独:ハインツ・グデーリアン、仏:シャルル・ド・ゴール、英:フラー、ソ:トハチェフスキー、日:原乙未生)は戦車同士が戦う機動戦が地上戦のメインになる事を予期し、自国の戦闘システムを歩兵・騎兵中心から戦車中心に改編することを提案したが、無能な上官や国家指導者によって阻止された。だが、ドイツのグデーリアンは自分のその考えを直接国家指導者アドルフ・ヒトラーに伝えることに成功。ヒトラーの大号令のもと、ドイツ軍は各国に先立って戦車戦に向いた組織改編に取り組むことができ、第二次世界大戦初期の電撃戦の成功となる。以降現在に至るまで戦車は地上戦の主力の座に留まりつづけている。