第一次世界大戦

読み:だいいちじせかいたいせん
外語:WWI: World War I
品詞:固有名詞

三国同盟(独・墺・伊)と三国協商(英・仏・露)との間で帝国主義的対立や民族的対立などが尖鋭化する中、1914(大正3)年6月にサラエボ事件が発生。これを機に各国が参戦し、ドイツ、オーストリー・ハンガリー帝国、トルコ、ブルガリアなどの同盟国と、イギリス、フランス、ロシア、日本、アメリカおよび三国同盟を破棄したイタリアなどの連合国とが対戦。

西部戦線では塹壕戦となり、戦線が膠着。1917(大正6)年にロシアで革命が起こり、ドイツと単独講和すると、ドイツとは東部戦線の兵力を西部戦線にまわし、大攻勢をかけた。しかし、ルシタニア事件を機に参戦してきたアメリカから大量の物資、兵員が送られていた連合軍に対しては決定的とはならず、かえって新兵器戦車の前に押されていた。

こうしては厭戦気分が高まるドイツで革命が起こり、ドイツ皇帝は退位。ドイツの降伏により、戦争は終結した。まだ余力を残したままでの敗戦であったため、ドイツでは戦争に負けた意識のないものが多く、戦争に負けたのは英米仏からの攻撃によるものではなく、ユダヤ人による裏からの陰謀によるものだと考えるものが多かった。また、この空前の大戦には連合軍、とりわけ自国領内が戦場となったフランスにとっても損害は多く、その補填を全てドイツに求めたため、新たな紛争を生む種となり、ナチズムの隆盛、そして2度目の大戦を誘発する原因となった。