労働争議の戦法の一。
法律を厳密に守ることで正常な業務を不可能として、能率の低下を招くもの。定時退社などの合法的な仕事怠慢戦術が取られることが多い。
かつて国鉄では1970年代に繰り返し行なわれた。例えば安全運転の名のもとに超低速運転を行なったり、乗客の安全の名目でラッシュ時の詰め込みを無くしたり(鉄道営業法では、乗客は座席に座って乗車する旨や、定員以上の乗客を乗せて列車を走らせてはならない旨が定められている)、駆け込み乗車がいたらいちいち扉を開いて待つなどの方法が採られた。これにより、定時運転は到底守られなくなり、1973(昭和48)年には高崎線上尾駅で順法闘争に怒った乗客がついに電車への投石などをする "上尾事件" が起きるなど、国民の国鉄離れがますます加速する結果だけが残った。