修正ユリウス通日

ユリウス通日から、単純に2400000.5を差し引いたものである。

2400000を引くのは、この頃のユリウス通日が240万台だったという単純な理由によると思われ、それ以上に深い意味はない。そして更に0.5を引くのは、ユリウス通日の基準は正午であったので、これを現在の基準である深夜0時に合わせるため12時間マイナスするためである。

例えば2000(平成12)年1月1日09:00(日本時間)(@041)は、ユリウス通日では2451544.5日となる。

起算日から6700年にもなるとその日数も膨大なものとなり、かなり扱いづらい。そこで、元期を変更することが発案された。

引き算する定数JD2400000.5は、1858年11月17日(安政5年10月12日)09:00(日本時間)(@041)であり、この日を新たな元期とするものが修正ユリウス通日である。

これよにって、例えば2000(平成12)年1月1日09:00(日本時間)(@041)は修正ユリウス通日で51544日となり、幾らか扱いやすくなる。