ピペリジン環の4位にp-フルオロフェニル基、3位にメチレンジオキシフェニルメトキシ基が付いた構造を持つ。
鬱病、パニック障害、対人恐怖の治療薬とし、日本では2000(平成12)年に認可された。海外では強迫神経症や不安障害、ストレス障害等、強迫観念にとらわれる症状の治療薬として利用されている。
塩酸パロキセチンは、1975(昭和50)年にデンマークのFerrosan社で合成された。
後にイギリスのスミスクライン・ビーチャム製薬(現在のグラクソ・スミスクライン)により鬱病の治療薬として開発が進められた選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)である。
一回20mgの錠剤を1〜2錠。一日一回。
効果開始まで1〜4週間程度だが、副作用はすぐに現われる。