左利き

読み:ひだりきき
外語:left-handed , mal/dekstr/a/man/ul/o エスペラント
品詞:名詞

左側が利くこと。一般には利き腕が左であることを言う。

日本では、かつては "ぎっちょ" (現在では放送禁止用語)と呼ばれ、左利きは躾のなっていない下品な育ちであると考えられていた。

そのため、左利きの子供を右利きに矯正(ちっとも "正しく" ない)させるなどという事もよく行なわれた。しかし、利き腕ができた時点で脳には利き腕に関する神経回路が完成しており、後からの変更は不可能である。にもかかわらず無理に変えようとすれば、成長過程の脳に対して図り知れないダメージを与えることになる。延いては言語障礙や吃音(どもり)、チック(不随意的な発声や運動)、時に半身麻痺などに至るケースもある。

なお、左利きだと芸術や感性などに使われる右脳が発達するなどとも言われるが、利き腕と利き脳は必ずしも一致しないので、左利き=右脳利きと決めつけるのは早計である。尤も、有名な芸術家のミケランジェロやビカソ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどが左利きであることは事実である。

ちなみに海外をみると、イスラムの国では "左は不浄の手" としており、排泄の処理(つまり用後にお尻を洗う等)に用いる。