現時点で考えられている三種類のブラックホールうちの一つで、電波銀河やクェーサーなどの活動銀河中心核(AGN)となっている、太陽の数百倍から数万倍の質量を持つと考えられているもの。
対する恒星型ブラックホールと違って、その発生メカニズム等は現時点では不明であり、天文学上の謎の一つである。
なお、質量が更に大きな巨大ブラックホールは超巨大ブラックホールと呼ばれているが、ブラックホールの分類としては巨大ブラックホールのカテゴリである。
一説では、大型のブラックホールはブラックホール同士の合体によるものではないかと考えられていて、その証拠を求める研究もさかんに行なわれている。
例えばアンドロメダ座の楕円銀河3C66Bの中心付近で、巨大ブラックホールが他の巨大ブラックホールの周囲を回っていることが明らかとなった(NAOJ639)。連星になっている巨大ブラックホールを発見したのはこれが初である。このブラックホールは約1万年後に合体するものと考えられている。