記録に残る世界最古の暗号。古代ローマの
各文字をn文字分ずらすことによって暗号文とする。
当のカエサルはn=3で暗号化していた。例えば3文字ずらすとA→D、B→E、…、W→A、X→B、Z→Cとなり、「ROME」を暗号化すると「URPH」となる。
鍵空間が言語の文字数と同じであり、簡単に解読されてしまうが、当時はこれでも十分だった。
暗号ではなく、同様のルールによる言葉遊びとして、IBM→HAL、VMS→WNT(Windows NTの略)、などという一部に有名な例もある。
n=3のシーザー暗号をUNIXのシェルから行なう方法を以下に例示する。
% echo ROME | tr A-Z D-ZA-C
URPH
% echo URPH | tr D-ZA-C A-Z
ROME