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ビジートーン

辞書:通信用語の基礎知識 固定電話技術編 (WTELFT)
読み:ビジートーン
外語:BT: Busy Tone 英語
品詞:名詞
2001/05/23 作成
2007/12/08 更新

主に被呼者が話中であることを知らせるための音。「話中音」ともいう。業界では略称「BT」と表記することが多い。

目次

日本ではダイアルトーンと同じ400Hz±20Hzの正弦波だが、0.5秒間ON、0.5秒間OFFの断続音である。

アメリカでは480Hzと620Hzの和音で、0.5秒間ON、0.5秒間OFFの断続音である。

中継回線の全話中、交換機の故障時を知らせる音でもある。

お客様のご都合」中であったり、契約が解除されている回線では、電話機を接続して受話器を上げると、ダイアルする前からこのビジートーンが聞こえて来る。

現在の日本において、この音を発信しているのは発信側の交換機であり、着信側交換機ではない。これは共通線信号方式によるもので、この仕組みについては次に述べる。

  1. まず発信者Aが着信者Bに対しダイアルすると、発信側の加入者線交換機が電話番号を受信する。
  2. 次にこの交換機は信号網に発信者Aと着信者Bを繋ぐように信号を出す。この信号には着信者と発信者の電話番号と、幾つかの追加情報が含まれる。
  3. この信号が中継交換機を経由し着信側交換機に達し、着信側交換機が着信不可能(話し中である場合など)と判断すると、着信側交換機はその旨を再び信号網により中継交換機経由で発信側交換機へと伝える。
  4. この信号が発信側交換機に達すると、発信側交換機は発信者Aに対してビジートーンを送出する。

また同様に、掛けた番号が見当たらない場合の「お掛けになった電話番号は現在使われておりません」などのトーキーも発信側交換機が送出している。ビジーである場合と同様に、着信側の交換機が使われていない番号である旨を返送することで、発信側の交換機は発信者Aに対しその旨を伝えている。

なお、現在のように交換機がディジタル化される以前(共通線信号方式が導入される以前)は、「信号を送り返す」ということが技術的に不可能であったため、ビジートーンもトーキーも、着信側の交換機が出していた。

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