ネットワーカーのスラングで、ロボットを意味する略語。
ボットネットのボットとは、悪意のある者により「不正なプログラム」が送り込まれており、このため踏み台として使われる可能性があるコンピュータを意味する。
この不正プログラムは、ウイルス、ワーム、トロイの木馬といった手段でばら撒かれ、他人のコンピュータにインストールさせる。ひとたび感染しても、外部から操作されるまでは特別な動作をしないため発覚しづらいが、この状態になってしまえば後は、悪意ある者のなすがままロボットのように動作する。そのコンピュータは、犯罪者にとって唯の家畜である。
かくして、所有者すら知らぬうちに乗っ取られたコンピュータを「ボット」といい、またその状態で置かれたコンピュータは「ゾンビ」と呼ばれる。
ボット、つまり感染したコンピュータが増えてくると、遠隔から一斉に操作して利用できるような状態となる。
このようにして、グリッドコンピューティング的にネットワーク化されたボットを「ボットネット」という。
今やボットは全世界で数百万台規模に上り、踏み台として、様々なサイバー犯罪に用いられている。