OSI参照モデルにおけるレイヤ3(ネットワーク層)で制御・判断して動作するスイッチ。略して「L3SW」。
実際にはルータの方がルーティングに関する機能は高いのが普通であり、少なくともデフォルトルートに向ける機能さえあれば経路制御が可能なので、L3SWと呼べる。
ルータとL3SWの違いとしては、次のようなものがある。
ルータは通常ソフトウェアで動作するが、L3SWはハードウェアでその機能を実現する。
このため、ルータほどきめ細やかな機能を持つことはできないが、ルータより高速である。
ルータは普通、ポート数が少ない(昔は2ポートが普通だった)。
L3SWはポート数が多い(8ポート程度の装置もなくはないが、普通は24ポート程度はある。多い装置では100ポート以上)。
L3SWはL2SWとしても動作できる。
例えば、3つのネットワークを接続するために48ポートのL3SWを使うと仮定し、それぞれのネットワーク用に16ポートずつ利用する、といった使い方が可能である。
この場合、論理的には同一ネットワークに接続している16ポートの間はL2SWとして動作し、各L2SW間を接続するのがL3SW、というイメージになる。