マルチモードファイバにおいて発生してしまう、望ましくない現象の一つ。
マルチモードの光ファイバは、屈折率の精度が悪いとレーザー光が真っ直ぐ入射されたときに複数の伝播路が出来てしまい、信号が受信側に届くのに時間差が出来る場合がある。
この時に発生する時間差のことをDMDという。異モード遅延ともいう。
マルチモードファイバで常にDMDが問題になるというわけではなく、製造時に精度が悪かったものだけがDMDを生ずる。
インコヒーレント光源であれば、異なる波長の光によってDMDの影響が消え、問題にならない。
また、コヒーレント光源であっても、1000BASE-SXではケーブル長が短く、また波長も短いため、DMDが問題になることはない。
現状では1000BASE-LXでマルチモードファイバを用いたときのみ問題となるが、モードコンディショニングパッチケーブルを用いるとその問題を回避することができる。