小便小僧 |
辞書:文化用語の基礎知識 芸術 (LA) |
読み:しょうべん-こぞう |
外語:Manneken-pis |
品詞:形容詞 |
放尿する少年を模して作られた像であり、噴水である。
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概要 |
オリジナルは、故事に因んで1619(元和5)年にフラマン人彫刻家ヒエロニムスまたはジェローム・デュケノワエルダー(Hi〓ronymus ou J〓r〓me Duquesnoy l'Ancien)が制作した銅像で、ベルギー王国のブリュッセルに建てられた。
その後、この銅像は盗まれてしまうが、現在はレプリカが作られて設置されている。「ジュリアン坊や」と呼ばれるこの銅像は、身長60cm程度である。
小便小僧 放尿中
あまりにも小さいのでガッカリする人が多いらしく、「世界三大がっかりスポット」の一つに数えられているらしい。
特徴 |
故事 |
「小便小僧」の由来には諸説あるが、最も有名な説は、侵略者が仕掛けた爆弾の導火線に小便を掛けて消し町を救った少年ジュリアンが由来としている。
現在、本家の小便小僧がジュリアン坊やと呼ばれているのは、この故事が起源である。
水 |
放尿を模しているため、何らかの液体が流されている。
但し「噴水」である小便小僧のちんちんから出て来るものは、当然ながら尿ではなく「ただの水」である。
しかし噴水なので、色々なものを出すことが可能。お祭りの時にはビールを出すこともあるとされ、ちんちんから出てきたビールは観光客などに振る舞われたという。
小便少女 |
姉妹品に「小便少女」と称する噴水もある。
関連 |
小便小僧は日本でも人気が高く、全国各地に設置されている。
公園の北側の端に、ひっそりと小便小僧が設置されている。
伊丹市はベルギーのハッセルト市と姉妹都市であることから、ハッセルト市から寄贈されたレプリカ像がここに設置されている。
日本国内で一般に公開されているレプリカ像は、全国でもここだけである。
3・4番線ホームの田町側に設置された像で、現在のものは青銅製である。
日本で最も有名な小便小僧であるらしい。
様々な人が服を持ち寄り着せている。
東口に置かれている。
白いチューリップ型の台座の上にあり、出てきた小便は下で受け止められるようになっているようである。おしっこは多分ループ式なのだろう。
美術館前に設置されている。
白い像で、煉瓦の台座の上に立てられている。
東口の駅前広場に設置されている。
リンク |
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