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新語・流行語大賞
辞書:文化用語の基礎知識 言語・日本語編 (LLNJA)
読み:しんご・りゅうこうごたいしょう
品詞:固有名詞

現代用語の基礎知識の発行元である自由国民社が1984(昭和59)年より開催している、新語・流行語を選び、それに関連した個人または団体を表彰する賞。

目次
概要

1984(昭和59)年に創設された当初は、新語と流行語がそれぞれ部門として別れており、それぞれに「金賞」と各賞が贈られていた。

8回目となる1991(平成3)年以降は「年間大賞」が設けられた。

11回目となる1994(平成6)年以降は、新語・流行語の各部門は廃止され、総合して選定されるようになり、トップ10と、その中から1語から3語程度の「年間大賞」が選ばれるようになっている。

20回目となる2003(平成15)年以降は、当時の株式会社日本通信教育連盟(後の株式会社ユーキャン)と提携し、翌21回目となる2004(平成16)年以降は『現代用語の基礎知識選「ユーキャン新語・流行語大賞」』に名を改めている。

特徴
問題点

この賞は、初期にはそれなりに世相を反映した新語・流行語を選定していた。

しかし時を経るごとに劣化し、特にユーキャンと提携して以降は政治的に偏向した選定が増え、現在となっては世相を全く反映しない語を選定するようになっている。

明らかに酷くなったのは30回目となる2013(平成25)年以降であるが、このため現在では「マスコミやパヨクが流行させたかったが失敗した語大賞」であると考えられている。

価値のない賞

2016(平成28)年、この賞は、大賞でこそないものの「日本死ね」なる語をトップ10に選出した。

どのような理由があれ「死ね」などという語を入賞させ賞賛するなど、あってはならないことである。このような語を入れた時点で、賞に値打ちがないことを自ら認めたに等しい。大賞がどうであるかや、その語が実際に流行しているかどうかなどは、もはやどうでもよいことである。

この賞には、もはや価値はない。

「流行語」

高度に情報が発達した21世紀となった現代、情報媒体の多様化と情報摂取の個人化が進み、昔ほど大衆に広まる流行語は産まれなくなってきている。

このような現代では、狭い範囲内でしか通用しないインターネットミームが主流となり、時には「壁ドン」のようにネットの垣根を越えて広く(かつ意味が若干変わって)使われる言葉がたまに発生する程度であるが、そういったものもネットに疎い高齢者にはピンと来ないものである。

従って、もはや流行語大賞などというイベント自体が時代遅れなのである。

選考委員

この賞は、流行ったかどうかは全く関係なく、選考委員の好き好きで決まる。また、選考委員が嫌いな語はトップ10にすら入らない。

このため、世間には全く流行っていないマイナーな野球用語が選ばれて顰蹙を買ったり、流行るはずもない政治的な語が選ばれることになる。

選考が異常化が顕著になった2013(平成25)年から、選考委員会は既に次の7名だった。

思想的に非常に偏った(いわゆるパヨク放射脳)構成であり、まともな文学者や保守派の碩学などは一人もいない。このような人選でまともな結果など期待できようはずもない。

2013(平成25)年

この年、いわゆるパヨク用語が多数ノミネートされ、更にトップ10にまでなったため、この大賞が異常化していることが明らかとなった。

年間大賞は4語選ばれたが、それ以外のうち、問題と考えられたのは次の2語がトップ10に入ったことである。

この結果に、当時の「在日特権を許さない市民の会」会長の桜井誠が疑問を呈すると、選考委員の偏りが指摘された。これが、ネットでは既に広く流行し普及していた「在日特権」がノミネートしない理由だろうと推測された。

2014(平成26)年

2014(平成26)年の年間大賞は次の2語が選ばれた。

この結果が言いたいことは見ての通りで、「集団的自衛権はダメよ〜ダメダメ」ということであり、この組み合わせに社民党の福島瑞穂や、民主党の有田芳生が感激した旨、Twitterで発信している。

これを見た自民党の佐藤正久は、エレキテル連合が政治利用されて気の毒だ、と、状況を冷静に評価しTwitterで苦言を呈した。

2015(平成27)年

2015(平成27)年の年間大賞は次の2語が選ばれた。

爆買いはテレビほかで多く使われたので、一般には流行はしていないものの耳にした人の多い語である一方、トリプルスリーなど野球を見ているごく一部の人しか知らないマイナーな語であり知名度は皆無である。しかし大賞として選ばれてしまった。

それ以上に問題となったのは、ノミネートされた50語のうち、政治的な語が少なくとも15語(考え方によっては20語程度)もあったことである。

特に次のような語がトップ50に入ったことは、「そもそも流行しているのか」という疑問に始まり、政治的偏りの強い政治色が強まってきたことに対しての指摘が相次ぐこととなった。中でも問題が大きいとされたのは次のような語である。うち2語がトップ10入りした。

政治用語もパヨク用語しかなく、パヨクに不利な用語は一つたりともノミネートされていない。

数ある語から「アベ政治を許さない」が選定されたのは、選考委員長の鳥越俊太郎が参加した安保反対運動のスローガンの一つだからである。すなわち、単なる身内びいきである。

2016(平成28)年

重大な問題

2016(平成28)年の年間大賞は次の1語が選ばれた。

野球を見ているごく一部の人しか知らないマイナーな語であり知名度は皆無である。しかし昨年同様、このような誰も知らない語が大賞として選ばれてしまった。

それ以上に問題となったのは、次のような語がトップ10に入ったことである。

このような、流行ってもおらず今後流行るはずもない語がトップ10に入ったことは非常に問題であるし、どのような理由があれ「死ね」などという言葉をトップ10に入れて表彰するなど、あってはならないことである。


あるべき結果

2016(平成28)年の新語・流行語大賞を、偏り無く評価するならば、次の2語が年間大賞となるべきであった。

さらに偏り無く評価しつつトップ10を作るとするなら、次の8語が選ばれるべきであったろう。実際にトップ10に入った語には受賞者を併記する。

上に更に追加する候補としては、次のような語も2016(平成28)年(あるいはその前年)の流行語として相応しいだろう。

PPAPはトップ10に入ったが、選考委員の老人たちには響かなかったらしい。

また、「君の名は。」はトップ10にすら入らなかった。これは選考委員のやくみつるが「君の名は。」を不当評価してネットで猛批判を浴びたこともあり、個人的な恨み辛みによってトップ10入りを許さなかったためと推測される。

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