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楽天Edy
辞書:文化用語の基礎知識 経済編 (LECO)
読み:らくてんエディ
外語:rakuten Edy
品詞:商品名

楽天の子会社ビットワレット株式会社がサービスしている、プリペイド型電子マネー

目次
概要

ICカード(またはEdyのICを内蔵したもの、以下同)による電子マネーの先駆けで、ソニーの非接触ICカードであるFeliCaが用いられている。

プリペイド方式のため、クレジットカードのように利用者に信頼性が必要とされず、与信のための面倒な手続きや口座開設の必要がない。使う前に必要なことは、Edy対応のICカード等を入手することだけである。

一般の商店では店舗端末にカードを軽くタッチ、サイバーモールではパソコン用のカードリーダー/ライター(FeliCaポート/パソリなど)にカードをセットして使う。

特徴
由来

ビットワレットは、ソニーグループとNTTドコモによって設立された、ソニーのFeliCaを使った電子マネー事業だった。

2009(平成21)年11月に楽天傘下となることが発表され、楽天の連結子会社となった。そして2012(平成24)年1月、2012(平成24)年6月からブランド名が「楽天Edy」、商号が「楽天Edy株式会社」になると発表され、従来の青色基調のロゴマークも廃止され楽天ロゴに置き換えられることとなった。

競合

関東地方では、楽天Edy/iD勢と、Suica/PASMO勢、nanaco勢の三つ巴となっており、コンビニなどでは何れかが利用可能になっている。しかしEdyは後出の他二勢力に負けており、2008(平成20)年3月期決算でサービス開始以来7期連続の赤字となっていた。

Suicaは電車にも乗れるが、Edyは電車では使えない。電子マネーとしての機能以外が殆どない。

しかし関東地方以外で、SuicaほかICカード乗車券が使えない店舗でもEdyが利用可能なことがある。

関連カード

Edyの機能を持ったICカードには様々なものがあった。次のようなものが代表例だが、全てサービスが終了している。

かつてはEdy内蔵のゆうちょICキャッシュカードもあったが、現在は新規の発行は終了している。

変り種

以下は、ありふれた形状のEdyの例。

ほか、変り種。

Edyは「Edyストラップ」がEdyオフィシャルショップで限定販売されたりしており、こういった物を用いるとおサイフケータイ非対応のスマートフォンなどでもEdyをぶら下げて使うことが可能である。

技術

以下はすべて、独自解析情報による。(LE)とあるものがリトルエンディアン、その他はビッグエンディアン。

記録情報

暗号化されていない領域は次の通り。

カード種別情報

1ブロック目

2ブロック目

カード残額情報

内容は以下の通り。

利用履歴情報

内容は以下の通り。

リンク
関連するリンク
電子マネーEdy
用語の所属
電子マネー
関連する用語
FeliCa

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