インド神話の好戦的な鬼神。

目次 概要 特徴 仏教 まんが

概要

本来はアスラとデーヴァとして共に神の部類に属していたが、後に前者が悪神、後者が善神として区別された。

仏法においては釈迦の守護神として、バラモン教においては梵天、帝釈天と戦い、双方を滅ぼした悪神として伝えられる。

奈良県の法相宗大本山 興福寺の仏像が有名。

特徴

仏教

仏教では、天龍八部衆の一尊であり千手観音二十八部衆の一尊である。

大乗仏教では六道の一つ修羅道に住み、天部の神々と対立している荒ぶる神である。

妙法蓮華経 第一巻「序品第一」では四阿修羅王として、婆稚阿修羅王・菴於�騫駄阿修羅王・毘摩質多羅阿修羅王・羅逹ｺ阿修羅王があげられている。

まんが

まんがなどにもよく登場する。

さくまあきら「桃太郎伝説」では、気障な若者として桃太郎の前に立ちふさがる強敵。

ゆえたまご「キン肉マン」では、三つの顔と六本の腕を持つ超人で、「阿修羅バスター」など、通常の超人には不可能な技を用いる。

リンク

用語の所属
インド神話
仏教
八部衆
二十八部衆
該当する用語
婆稚阿修羅王
〓羅騫駄阿修羅王
毘摩質多羅阿修羅王
羅〓阿修羅王
関連する用語
アスラ

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