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上高地乗鞍林道 |
辞書:国土用語の基礎知識 一般道路名・甲信越編 (EWLE) |
読み:かみこうち-のりくら-りんどう |
品詞:固有名詞 |
上高地乗鞍スーパー林道。
[主要地方道]長野県道26号奈川木祖線と接続する長野県松本市奈川黒川渡(旧・南安曇郡奈川村黒川渡)から、乗鞍エコーラインと接続する松本市安曇(鈴蘭)、長野県道300号白骨温泉線と接続する松本市安曇(白骨)を経由し、国道158号(現道)の安房峠に至るスーパー林道。総延長35.1km。
大型バスも通るが、幅員は4.6m〜6.0mと狭く、すれ違いに注意が必要である。かつてはダートだったが、現在は全区間が舗装されている。
起点の長野県松本市奈川黒川渡から松本市安曇(鈴蘭)(乗鞍高原)までがA区間15.3km、松本市安曇(鈴蘭)から松本市安曇(白骨)(白骨温泉)までがB区間6.7km、松本市安曇(白骨)から松本市安曇(中ノ湯上、国道158号の現道)がC区間13.1kmである。B区間は一年中通行可能であるが、A区間は4月下旬から11月下旬、C区間は7月下旬から10月下旬のみ通行できる。また、料金は各区間で別々となる。
元々は緑資源公団(旧森林開発公団)が建設し、1972(昭和47)年から有料林道として長野県林業公社が維持管理してきた。2002(平成14)年4月からは南安曇郡安曇村と奈川村が管理主体となり、あづみ森林組合が維持管理を実施することになった。以降は詳細が定かではないが、2007(平成19)年2月1日に松本広域の5森林組合が合併し松本広域森林組合となり維持管理を継承したと見られ、2005(平成17)年4月1日には南安曇郡安曇村と奈川村は松本市に吸収合併された。
2002(平成14)年現在の料金は、自動二輪がA区間310円、B区間210円、C区間260円で、全区間780円である。
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