名古屋県 |
辞書:国土用語の基礎知識 日本地理編 (EGJP) |
読み:なごやけん |
外語:Nagoya prefecture |
品詞:県 |
名古屋城とえびふりゃあで有名な名古屋があると期待されている県。
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概要 |
「名古屋」、その響きは、あまりにも有名である。
東海道新幹線に乗れば名古屋を通る。新幹線駅のホームには美味しそうなきしめん屋がある。指定席でさえなければ、ちょっと降りて食べていってもいいかな、などと思うことであろう。
そんな名古屋だが、名古屋は実は市なのである。つまり、名古屋市である。
特徴 |
県名 |
名古屋市は、あまり知られていないが、実は名古屋県名古屋市ではない。
実は名古屋市は、「愛知県」なる県の市の一つなのである。従って「愛知県名古屋市」ということになるのである。
この「愛知」だが、廃藩置県期にほんの一時期存在した、言うなれば仮の県として本当に存在した名古屋県の県庁所在地が愛知郡にあったことから、愛知県となったとされている。
過去 |
名古屋県は、廃藩置県期、大昔に確かに存在はしていた。
とは言え1871年8月(明治4年6月)末に名古屋県となり、1872年4月(明治5年2月)頭に愛知県になるまでの実質7ヶ月に過ぎない。今、それを前提として名古屋県などという人が何人いることであろうか。
しかもこれは大昔。当時の人は今や一人も生き残ってはいないのである。
結論 |
そう、名古屋県、それは純粋に個人的な過ちなのである。
いい加減理解しようではないか。正しくは、名古屋県愛知市だと!(あれ?)
補足 |
あんまり名古屋県、名古屋県と言い続けると、愛知県の豊橋市民や豊田市民などが怒り出すらしい。気を付けられたし。
こちらは冗談のつもりでも、相手は愉快でなく、本気で怒り出すこともあるらしい。
リンク |
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