小田急小田原線の駅。各駅停車のみが停車する。
線路は高架である。
ホームは二階で、一階は改札ならびに通路となっている。
複々線化に伴う用地買収問題で、梅ヶ丘駅周辺の数世帯のみが最終的に買収に応じず裁判に持ち込んだ。その結果、東京地裁で、複々線化工事自体が合法的に行なわれなかったという事実上住民勝訴の判決が出た。
この一審の担当は、民事で珍判決を連発している札付きの裁判官、藤山雅行裁判長で「認可は十分な検討に基づいて行なわれたかどうかすら疑わしい」などとした。
当然小田急などは即刻控訴したが、この判決が出て以来、梅ヶ丘の注目度が一気に高まった。
そもそも判決では反対派の住民側が提出した、あまり根拠のないデータばかりが採用される傾向にあり、判決自体が一方的なものであるという見方がもっぱらである。
この判決を知った鉄道ファンの間では、判決に対する疑問の声のほか、「梅ヶ丘だけ各停も通過して2両編成の鈍行でも走らせろ」「梅ヶ丘は全列車通過させろ」などの過激な意見までが飛び出した。
珍判決後も交渉を続けた結果、この付近の複々線化工事は順調に進んだ。梅ヶ丘駅周辺の区間は2004(平成16)年11月21日に緩急分離され、高架複々線化が完成している。
しかし、建設中は複々線の高架に左右を挟まれた建物などが見られた。
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