クワ科の落葉小高木。無花果。その果実を食用とする。
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
- ドメイン: 真核生物 Eukaryota
- 界: 植物界 Plantae
- 門: 被子植物門 Angiosperm
- ▼: 真正双子葉類 eudicots
- ▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
- ▼: バラ群 rosids
- ▼: 第1真正バラ群 eurosids I
- 目: バラ目 Rosales
- 科: クワ科 Moraceae
- 属: イチジク属 Ficus
- 種: イチジク carica
古い分類法での階層構造は次の通り。
新エングラー分類法
- 門: 被子植物門 Angiospermae
- 綱: 双子葉植物綱 Dicotyledoneae
- 亜綱: 古生花被植物亜綱 Archichlamydeae
- 目: イラクサ目 Urticales
- 科: クワ科 Moraceae
クロンキスト分類法
- 門: モクレン門 Magnoliophyta
- 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
- 亜綱: バラ亜綱 Rosidae
- 目: イラクサ目 Urticales
- 科: クワ科 Moraceae
小アジアあるいはアラビア南部原産。
6000年以上前より人類に食べられていたことが知られる。
旧約聖書の創世記によると、アダムとイブは知恵の木の実を食べて裸であることの恥ずかしさに気がつき、イチジクの葉で腰を覆い隠したとしている。
このため初期教会ではしばしば知恵の木の実はイチジクであると考えられた。
用語の所属

植物

被子植物門