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いっかくじゅう座X-1
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体名編 (USTLN)
読み:いっかくじゅうざ-えっくすわん
外語:Monocerotis X-1
品詞:固有名詞

いっかくじゅう座方向に約3000光年の距離にあるX線源連星

目次
概要

いっかくじゅう座X-1は、ブラックホール赤色矮星からなる連星と考えられている。

そして、この地球から約3000光年の距離は、既知の範囲内では地球から(マイクロブラックホールは例外として)最も近くにあるブラックホールであることを意味している。

情報
基本情報
観測情報
主なカタログ番号
特徴
連星

主星であるブラックホールは、当初は太陽質量の11倍程度とされていたが、現在は太陽質量の6.6倍程度とされている恒星ブラックホールである。

伴星は、当初は太陽質量の0.7倍程度とされていたが、現在は太陽質量の0.4倍程度とされている赤色矮星であり、主星のまわりを7.75時間で周回している。

変光星

いっかくじゅう座X-1は不定期に爆発を起こすX星新星でもあり、変光星としてV616 Monocerotisという名前が付いている。

これまでで、1917(大正6)年と1975(昭和50)年の2回、大きな爆発が観測されている。

リンク
関連するリンク
1A 0620-00 -- High Mass X-ray Binary @ SIMBAD
用語の所属
ブラックホール

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