通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

アキュームレーターマシン
辞書:科学用語の基礎知識 半導体用語編 (IYIC)
読み:アキュームレーター-マシン
品詞:名詞

マイクロプロセッサーの設計の一つで、演算を、必ずアキュームレーターを対象に実施する設計。アキュームレーター方式とも。

目次
概要

8ビットマイクロプロセッサーなど、古典的な設計のマイクロプロセッサーでは主流となる設計方針だった。

アキュームレーターマシンの設計では、演算器(ALU)に対応付けられた演算レジスターが、単一のACC(アキュームレーター)レジスターのみとなる。

演算レジスターを一つに絞ることで、回路構成を単純化したり、命令語数を減らしたりできるメリットがあった。

特徴

アキュームレーターマシンでは、演算はアキュームレーターと他のレジスターまたはメモリーとの間でのみ実施され、演算結果は常にアキュームレーターに返されていた。

この設計では、値が返されるのはアキュームレーターと決まっているため、アセンブリ言語においてもアキュームレーターをいちいち記載しないものが多かった。

ADD reg

この場合、A ← A + reg という演算となり、暗黙のうちにアキュームレーターが使われた。

リンク
用語の所属
マイクロプロセッサー
関連する用語
レジスターマシン
スタックマシン
アキュームレーター

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic