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コレステロール |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質編 (NSUB) |
読み:コレステロール |
外語:cholesterol |
品詞:名詞 |
脂質の一種。ステロールの一種。
分子式C27H46O、構造式C27H45OH。分子量386.66。CAS番号57-88-5。
コレステロール
高等動物の主要なステロールであり、生体内では肝臓内で作られ、ステロイドホルモン、胆汁酸、ビタミンD3などの合成や、細胞膜の維持に利用される。血液によって体全体に運ばれている。
必要不可欠なものであるが、しかし量が多すぎると高コレステロール血症を発症し、血管にコレステロールが沈着するようになる。やがて動脈が粥状硬化症(いわゆる動脈硬化)になり、心疾患の原因となってしまう。
高等動物では血漿コレステロールの約2/3は3位のOH基に不飽和脂肪酸がエステル結合したエステルとして存在している。
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