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スカイラブ
辞書:科学用語の基礎知識 天文学人工衛星編 (USATE)
読み:スカイラブ
外語:Skylab
品詞:固有名詞

アメリカNASAが1973(昭和48)年5月14日に打ち上げた有人宇宙ステーション

目次
概要

各寸法は、次の通り。

情報
特徴
目的

無重量状態が人体にもたらす影響の調査と、マイナス面の防止策の研究、太陽望遠鏡による太陽観測、コホーテク彗星の宇宙からの観測、公募による各種の実験を行なった。

有人滞在計画は1974(昭和49)年2月8日の第3次まで、合計3回行なわれた。

第4回も予定されていたが、1970年代末に太陽活動が活発化し、地球の高層大気が膨張、大気抵抗が増加したため、予定よりも早く1979(昭和54)年7月11日大気圏へ突入し、消滅した。

構造

スカイラブの本体は、サターンVロケットの三段目の燃料タンクの大きな空間を利用していた。そのため、先んじていたソ連のサリュートよりも大きな居住空間を確保できた。スライラブ自体は一段目と二段目で軌道に打ち上げられた。

打ち上げ中に太陽発電パネルのうち側面に展開される2枚のうちの片方がもぎ取れてしまったため、基地内の温度が52℃にもなってしまった。人間が乗り込む前に、宇宙ステーションの修理が必要になってしまった。

大気圏突入

使用後は、大気圏に再突入させされた。

現時点でも、これが地球に落下した最大の人工物体とされている。大部分は大気摩擦で燃えたが、破片の幾つかがインド洋やオーストラリア等に落下したとされる。

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宇宙ステーション
NASA

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