ヒノキチオール |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・食品添加物編 (NSUBNFA) |
読み:ヒノキチオール |
外語:Hinokitiol |
品詞:名詞 |
ヒノキ科檜葉(ひば)の木から得られる油分を分解精製して製造される香料。
分子式C10H12O2。分子量164.20。融点48℃〜52℃、沸点140℃(10mmHg)。CAS番号499-44-5。別名β-ツヤプリシン(β-Thujaplicin)。CAS/IUPAC化学名は2-hydroxy-4-isopropylcyclohepta-2,4,6-trien-1-one(2-ヒドロキシ-4-イソプロピルシクロヘプタ-2,4,6-トリエン-1-オン)である。
ヒノキチオール
常温では白から黄色の粉末で、特有の香気を持つ。
黴や酵母、細菌などに対し増殖抑制効果があるため、食品添加物としては保存料として使用されている。化粧品としてはフケ菌の発育抑制作用がフケや痒み防止に利用されているほか、毛髪発育促進作用、抜毛予防要望作用などもあると考えられている。但し水には溶けにくく、また特有の香気がある。
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