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レチナール
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・ビタミン編 (NSUBNV)
読み:レチナール
外語:retinal
品詞:名詞

ビタミンAの一つ。油溶性。光、熱、酸に弱い。レチネンなどの俗称もある。

分子式C20H28O。分子量284.44。融点61℃。CAS番号116-31-4。

レチナール
レチナール

単にレチナールといえば全てtrans型のものをいうが、13番がcisになった13-cis-Retinalも存在する。融点は78℃、CAS番号は472-86-6である。

人間などの動物の視覚に必須のビタミンである。ヒトのが見えるのは、網膜表面に存在するロドプシンが光に反応してレチナールとオプシンに分解され、その際に発生する電気信号が視神経を経由して脳に送られ、視覚として脳が認識しているためである。分解して出来た物質は再び結合してロドプシンが合成される。

リンク
物質の特徴
ビタミンA
関連する物質
レチノール

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