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単球 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO) |
読み:たんきゅう |
外語:monocyte |
品詞:名詞 |
白血球の一種で、侵入した細菌などの貪食を司る。白血球全体の2%〜8%を占める。
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概要 |
白血球の中で最大で、20μmから30μmある。
細菌などの異物を単球細胞内に取り込み、酵素で消化して倒す(貪食)働きをするが、対象物をとらえやすいように大きいのだと思われる。
単球が異物を分解した後、抗原を提示することで、ヘルパーT細胞が免疫反応を開始する。
特徴 |
血管内にいる間は単球だが、これが血管外組織などに移動すると、その組織に適したマクロファージや樹状細胞に分化する。
単球が増加する症状は単球増加症という。感染症、自己免疫疾患、がんや腫瘍などに反応して増加が見られる。
単球が減少する症状は単球減少症という。薬物療法などをしている際に見られることがあるが、それ以外ではあまりない。敗血症などでも減少が見られるとされる。
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