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塩酸アミトリプチリン
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM)
読み:えんさんアミトリプチリン
外語:Amitriptyline Hydrochloride
品詞:名詞

第一世代三環系抗鬱薬の成分。抗鬱薬の中で最も強力な効果を持つとされている。効果はもっぱら一週間以内に現われる。

分子式C20H23N・HCl。分子量313.86。融点195℃〜198℃。化学名N-[3-(10,11-Dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5-ylidene)propyl]-N、N-dimethylamine monohydrochloride。CAS番号549-18-8。

塩酸アミトリプチリン
塩酸アミトリプチリン

不安や鬱病の治療に用いる。時に、夜尿症の治療に使うこともある。

副作用には三環系抗鬱薬一般にある抗コリン作用がみられる。味は苦く、麻痺性である。商品例にトリプタノール(万有製薬)やラントロン(アステラス製薬(元・山之内製薬))などがある。

リンク
物質の特徴
抗鬱薬
三環系抗鬱薬
適用
鬱病
夜尿症
成分に含む著名な製品
トリプタノール
関連する用語
副作用
抗コリン作用

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