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星間ガス
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:せいかんがす
外語:interstellar gas
品詞:名詞

星間物質の一種で、恒星間に存在するガスのこと。

目次
特徴

恒星と恒星の間の宇宙は完全な真空ではなく、恒星の爆発等によって発生した希薄なガスが存在する。これが星間ガスである。

星間ガスの濃度は均一ではなく、場所により濃淡がある。星間ガスが重力により集まり濃度が高まってくると、これは星間分子雲とも呼ばれるようになる。

成分は諸説あるが、近年の説では質量の約70%が水素であり、残りの殆どがヘリウムで、残りの1%未満が他の元素分子とされている。

観測

可視光線でも観測可能なものがあるが、その殆どは可視光線では観測不可能である。

赤外線電波などによって観測され、恒星とは別の存在であることが明らかとなった。

リンク
用語の所属
星間物質
関連する用語
星間分子雲
水素
ヘリウム

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